手話って趣味は、人により適不適があるらしくて、なかなか覚えない人もいれば、凄いスピードで上達していく人もいます。

僕は悲しいことに、前者のタイプで、途切れ途切れに十年近くやってきて、まだ初心者の域を出ないレベル。とても聾唖の方々と意思疏通を図るのは無理です。

以前は手話を学ぶ機会がとても限られていました。40才を過ぎたら手話習得は無理という話を聞いたこともあります。健聴者と違い、中途失聴者が手話をマスターすることは、手話も知らない、口話も苦手なため、とても困難だそうです。

以前、健聴者がメインのサークルに出掛けていって、入会を断られそうになりました。中途失聴者はなかなか覚えられないからだそうです。インストラクターの説明も満足に聞き取れないから、教えるのに手間が掛かるし、すぐ辞めてしまうようです。

「あなたにばかりに時間を取られるわけにはいかないのよ」

そう言われました。これって本末転倒じゃね?

結局、入会を認められたんだけど、どうもむかっ腹を立ててたようで、二度とそのサークルに行きませんでした。

それはさておいて、今は聴覚障害者にとって、生きやすい時代になりました。

手話を学びたい聴覚障害者にとって、IT技術はまさに福音ですね。

僕は人工内耳に関しては、かなり失望したけれど、インターネットやコンピューター技術の躍進で、少なくとも老後に楽しみが持てるようになりました。


手話が学びたけりゃネットでいくらでも勉強できるし、字幕が欲しけりゃ、Google音声文字変換やUDトークがあります。

ここ10年で物凄い躍進だと思います。

人工内耳に関しても、Iphoneユーザーならストリーミング機能でTVやスピーカー経由の音声がより聴き取りやすくなってきているらしいです。僕はAndroidユーザーだけれども、この種の技術には敏感で、Ipod touchをヤフオクで落札して試してみたんですが、確かに聴き取れます。

それで先日、コクレアからメールが届いて、Androidでも活用できるようになったらしいんですね。でも肝心のXperiaにはまだ対応してないので、もう少し待たなきゃならないけど。

ところで先日手話サークルに参加してくれた妻なんですけど、11月9日は来てくれませんでした。風邪をひいていて体調が悪かったようです。

サークルでは「あれ、奥さんは?」って訊ねられましたけど、俺の顔を立てて出席してくれ、というつもりでもないので、別に来なくてもいいです。参加しようがしまいが、彼女の自由です。まぁ、あの日は寒くて参加者が少なかったんですけどね。

コロナ感染が再燃しているそうです。どうかお身体にお気を付けてお過ごしください。





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