夜勤明けの空腹時血糖値は113mg/dlです。
若い頃から歯がボロボロで、歯医者さんからよく叱られてました。
金持ちではないし、インプラントは早々に諦めざるを得ませんでした。
加えて糖尿病でしょ。当然ながら、歯周病もあって、右の奥歯が根元から立て続けに四本折れてしまったんです。
いや、四本一度にってわけじゃなく、一本ずつですけど。
当然ながら、左で噛むことになり、左も折れてはかなわんからと、最近ではあまり噛まないで呑み込むような感じになっていた。
こうなってくると、便に食物残渣が目立つようになり、消化が悪いせいで、腹満が頻繁に起こるようになります。
滑舌もヒドイものでした。発声の際に、奥歯から空気が抜けるせいだと思います。
スマホの音声入力をよく使うんですが、最近では自分が日本語を喋れている自信を失くしてしまうほど、上手く入力出来てませんでした。
これは難聴者では僕だけかもしれないけど、マスク着用を前提として接してくる歯医者さんとは、どうしても意思疎通が上手く行かないのです。
歯科医も入れ歯装用を僕にどう説得すべきか分からなくて、お互い牽制し合ってる状態が続いていた。
僕は僕で、他愛のないことで入れ歯を嫌がっていたんです。みっともないんですよね。
でも新しく入ってきた歯科衛生士が妙にガッツのある人で、僕がGoogle音声文字変換アプリを使っているのに気付いて、スマホ活用でコミュニケーションを取ってきた。
当然、入れ歯を作ることも勧めてきた。
若い女の子だから「Silent」の影響もあるかもしれない。
健聴者同様に、入れ歯に対する疑問点や思い違いなど、文字情報ありで説明されると、不思議と納得するものです。
やはりコミュニケーションを躊躇(ためら)ったり、億劫がってはいけないなと思った次第です。
あそこの歯科医院は良いスタッフを迎えたものです。
いや、もうホント。今の若い子はスゴイ。
でもあの娘も、いずれ結婚・出産で辞めていくんだろうなぁ。
辞めないで欲しいなぁ。
というわけで、現在、部分入れ歯を装用しているんですが、何かこう口の中が落ち着きますね。
フローティング状態だった下顎が安定してる。
痛みもないです。痛いなら外せば良いだけですし。
ちゃんと歯を食いしばれるし、音声入力も問題ないくらいに滑舌が向上しました。
今書いているこの文章も音声入力で書いてるんですよ。
まあ 全部音声というわけではありませんけどね。
部分入れ歯というと 健全な歯に金具を引っ掛けて固定するわけですが、金具が見えて審美性を損なうというリスクがあります。
でも僕の場合、ヤツメウナギに似た円口型の口、つまりおちょぼ口なので、ニカッと笑っても金具が全然見えないんですよ。
と・こ・ろ・で…。
先程少し触れたけれど、聴覚障害者って歯の悪い人が結構多いんじゃないんでしょうか?
僕の通ってる理髪店の女の子も、何か噛み合わせに問題ありげな感じでした。
スマイルがどこかイビツなの。
僕と同じ事情なのかな?
あの歯科なんだけど、一時期はヒドイ衛生士がいて、とにかくずっとケンカばかりしてた。
何言ってんだか分かんないのに、執拗に問いかけてくる。
何でオレは悪者になってんだろ、と憮然と通い続けていました。
コミュニケーションの問題さえクリアすれば、行ったり行かなかったりということもなくなります。
あの人たちにとって、聴こえない人は本当に対応が難しいんだろうけど、今後はスマホやタブレットを活用するなど、音声に頼らない工夫をお願いしたいです。
でもまぁ、大抵の人は年取れば聴こえなくなってくるし、歯も抜けます。
大好きなお肉もムシャムシャ食べれるようになったし、入れ歯だからって、そう落胆することもないかな。
歳を経て、通るべき道を通っただけですね。
それにしても、また太るなぁ。