何の変哲もない脱力系自己管理ブログです。

Pixelに替えて驚いたこと。

Pixelに替えて驚いたこと。

12月21日日曜日の空腹時血糖値は129mg/dlでした。

 

最近スマホをXperiaからPixelに替えました。

Pixelだと人工内耳でストーリーミング聴取が可能だからです。

で、聴こえたかというと、ただただ喧しいだけで、人語の理解には程遠いという感じです。

まぁこれはPixelのせいではなく、僕の人工内耳の特性というかポテンシャルなんで仕方がない。

それでも言語聴覚士の先生からは、リハビリになるから続けるように言われています。

それはさておいて…。

このPixel。文字起こしの能力が高くてですね。

最初はやり方が分からなかったんだけど、通話中の相手の音声をリアルタイムでテキスト表示してくれるんです。

一週間前だったかな、クルマのスモールとロービームが切れちゃって、こういう故障って放置出来ないじゃないですか?

それでトヨペットに電話で修理依頼したんですよ。

普段なら妻や誰かに電話してもらうんですが、この日はPixelに「賭け」てみた。

そしたらもう、何の違和感もなくテキストが流れてきて、かなりしっかりとコミュニケーションを取ることが出来ました。

俺が生きてるうちに、こんなことが可能になるとはな…。

妙な感慨に耽りながら電話を切ったんですけど、他の難聴者さんとかは、もうご存知なんでしょうね。

遅ればせながら、とにかく凄いなと思った次第です。

その後もしばらく、Pixelの通話文字起こしをいじってみました。

完璧かと言われれば、もちろんそうでもない。

固有名詞は怪しいし、早口になると追いつかないこともある。

それでも、「会話の流れ」が分かるというのは、想像以上に大きい。

これまで電話というものは、僕にとって常にハードルの高い行為でした。

相手の声が聞き取れない不安。
聞き返す申し訳なさ。

そして「分かったふり」をしてしまう自分への後味の悪さ。

それが、この小さな画面に流れる文字のおかげで、ずいぶん軽くなった。

人工内耳でストリーミングを聴いても、相変わらず世界は騒がしい。
でも、音だけに頼らなくていい手段が、確実に増えている。
それが素直に嬉しい。

技術の進歩って、派手な未来感よりも、
「これ、前は出来なかったよな」と、ふとした日常で実感するものなんだと思う。

次は何が出来るようになるんだろう。

そう考えられるだけでも、少し前向きになれた一日でした。

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