叔父が亡くなった年(2018年5月)からですかね、菊池市の手話サークル「山びこ」に参加させていただいてるんですけど、きっかけはネットサーフィンしてて、たまたま菊池市の広報を読んでてその存在を知ったから…。
それで直接サークルに飛び入りして、それから手話を教えてもらっています。
叔父が死んでから、どうも投げやりな気分がしていたせいで、サークルに行かなくなってしまったんですけど、令和元年の暮れあたりに、偶然同じ町に住む会員の方と出会って、また参加することになりました。
その後、コロナのパンデミックが始まって、長らく会場である老人福祉センターが閉鎖されていたんですが、9月から再開し、一昨日も夜の7時半に出掛けて行きました。
ところで、その日なんですけど、つまり一昨日ですね。私の妻がね、行きたいっていうんで、連れていったんですよ。
妻は結婚当初には手話を勉強したがっていたんですが、私との生活に嫌気が差して誰があんたなんかのために手話をやるもんですかとか考えたのか、それともなかなか覚えないので嫌気が差したのか、手話の熱意が冷めちゃってて、以前は良く見ていたEテレの手話番組なんかも、今では殆ど見てないんです。
で、そんな妻が何を思ったか、私を手話サークルに連れて行けと、言い出したんです。
僕はまぁ、全然構わないけど、サークルでは一人一人指名されて、手話をやんなきゃならないけど、出来なくても別に怒られはしないけど、何度も辱めに合うわけだし相当メンタルに応えるぞ、と念を押しました。
それでも行くって言うんだから、僕はもう止める理由がない。
それで連れて行ったんですけど、予想外に歓迎されまして、僕の隣に座っていたもんだから、僕のやるようにやれば手話のレッスンはカンニングでクリア出来ちゃう。
で、上機嫌で退出したわけですけど、まぁ帰宅して手話学習に励むのかと思いきや、全然何にもやらないで、ゼルダの伝説をやり込む日常に戻っています。
次回は11月9日なんですよね。指文字の練習すらやらない。行かないんですかね、次回。行くなら通常、練習しますよね。あいつと僕は神経の造りが随分違ってて、あいつは準備も練習しなくても何の気後れも罪悪感もなく、堂々と人前で恥をかく度胸があるんですかね。妻に何か言っておいたほうが良いのかもしれないけど、言って生返事や憮然とした表情が返ってくるのが癪に障ります。「ちょろい、ちょろい」って思ったんだろうなぁ。心配してる僕が馬鹿みたい。
もう放置じゃ、放置。どうなろうと、俺は一切知らんぞ。