6月1日の空腹時血糖値は127mg/dlでした。

先週の金曜日は、急に思い立って、手話サークルに参加してきました。
およそ半年ぶりの出席です。
出席時には、自分のネームプレートを探して自席に立てておくのですが、さすがに半年ぶりなんで、プレートが無くなっているんじゃないか、と心配だったんですが、ちゃんとありました。
「あった、あった」と小躍りして、席に着いたんですけど、メンバーの顔ぶれがちっとも変わってない。
だから、自己紹介する必要もなかった。
〈仕事が忙しかったの?〉とか、手話で尋ねられたくらい。
何か、気分が和みますね。
もう、誰もマスクなんか着けてなくて、そのこともリラックスできた一因だと思います。
何か、自分の居場所があるって、嬉しいもんです。
この日は、新しい手話表現をいくつか教わりました。
特に印象的だったのは、自分の趣味を表す手話でした。
誰かが「剣道の試合はトーナメント」というややこしいことを言い出したので、ろう者の女性がこれを表現してくれたんですよ。「トーナメント」は胸の前で両拳を階段状に上に向かって動かし、頭上で拳を合わせます。
その動きがまさに壁に貼られたトーナメント表みたいで、思わず「なるほど」と唸ってしまいました。

半年のブランクが心配でしたが、意外と体が覚えているものですね。
基本的な挨拶や簡単な会話は、すんなりと手が動いてくれました。
ただ、とっさに思い出せない単語もあって、以前よりも退化したかなぁ、と思うことが多かったです。
継続して通い続ける必要性を痛感しました。
日頃から手話を使うことは、なかなか難しいことです。
ネイティブの手話者って、日頃はどこに潜伏していらっしゃるのか、全然見かけませんからね。
帰り道、久しぶりに充実感を感じながら歩いていました。
手話って、言葉以上に心が通じ合うような気がするんです。
表情や体の動き、全てがコミュニケーションの一部になる。
今度は、もう少し頻繁に参加しようと心に決めました。
やっぱり、人とのつながりって求め合うものですよ。