11月30日日曜日の空腹時血糖値は123mg/dlでした。

東京デフリンピックが無事閉会しました。聴覚障害者の一人として、あまり関わることが出来なかったのが残念でしたけど、無事に終えられて良かったです。
世界中のアスリートたちが熱い戦いを繰り広げていた頃、我が家でも別の意味で熱い戦いが繰り広げられていました。
主戦場は僕の部屋。
交戦国は母猫マリ陣営と息子猫リンク陣営。そして私は国連平和維持軍のごとく、両者の間に立って紛争の激化を防ぐ任務に就いていた。
リンクの目的は明確。マリのオッパイである。
避妊手術を終えたばかりのマリにとって、これは由々しき事態。
傷口に悪影響が出かねない。だから僕は監視を怠れない。
リンクがマリに近づくたびに「コラー!」と大声を出し、それでも効果がなければリンクの頭を軽く叩いて引き離す。
結果、見事に猫たちから嫌われ始めた。

マリからは「うるさい人間」と認定され、リンクからは「邪魔する悪い奴」と見なされている。
二匹とも私を見る目が冷たい。ソファに座ろうとすると、サッと距離を取られる。
これまで築いてきた信頼関係が、音を立てて崩れていくのが分かる。
抜糸まであと1週間。
つまり、あと1週間は嫌でもこの「嫌われ役」を演じ続けなければならない。朝起きてから夜寝るまで、リンクの動きに目を光らせ、マリの傷口を守る日々が続く。
でも、仕方がない。
誰かがこの役割を引き受けなければならないのだ。
たとえ猫たちから総スカンを食らおうとも、マリの健康を守ることが最優先。
デフリンピックのアスリートたちが己の役割を全うしたように、僕も己の役割を全うするのみ。
妻はおめでたい人間で、マリとリンクのそういう関係性に危機感を感じない。
ただ、抜糸が終わったら、もう僕は猫について一切無関心でいようと思う。
もうお前らの好きなようにしろと。