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歯磨きにまつわる因果応報

歯磨きにまつわる因果応報

1月24日日曜日の 血糖値は147mg/dlでした。測定前にうっかり飴を食べちゃったんですよ。

昔から、歯磨きという行為がどうにも好きになれなかった。
「寝る前に磨きなさい」と親に言われても、当時の私は“歯磨き=睡眠への妨害”くらいに思っていた。
 タイムマシーンで若い頃の自分に会う設定があるけど、僕の場合、言うことはただ一つ、お前、歯を磨け、未来の自分にめちゃくちゃ迷惑かけてるぞ。

 

というわけで、ここ最近、私は歯医者に通い詰めている。
週に一度は白衣の天使…ではなく、白衣の職人に口の中をガリガリされている。
歯医者の椅子に座ると、なぜか自動的に背筋が伸びるのは私だけだろうか。
あの独特の「キュイーン」という音を聞くたび、心の中で「ごめんなさいごめんなさい。もうしませんもうしません」と命乞いが始まる。

そして、ついに私は部分入れ歯デビューを果たした。
これを初めて手にしたときの感想は、「あ、これもう完全に“若者枠”から外れたな」だった。
しかし、問題はそこではない。
この部分入れ歯、外すとラ行が壊滅する。

普段は普通に喋れるのに、外した瞬間、私は突然“ラ行迷子”になる。
「了解しました」が「ようかいしまひた」になるし、
「ラーメン食べたい」が「アーメン食べたい」になる。
もはや宗教の話だ。

職場の申し送りでも、ラ行が出てくるたびに言い直しが発生する。
「りん…りょ…りょう…」と何度も口をパクパクさせていると、
同僚が「大丈夫ですか?」と心配そうに覗き込んでくる。
いや、心配するのはそこじゃない。
私の歯だ。歯間から空気が漏れるのだ。

世間ではインプラントが大人気らしい。
「噛み心地が自然」「長持ちする」「見た目がキレイ」など、まるで夢のような宣伝文句が並ぶ。
しかし、私は知っている。
インプラントは高い。
高すぎる。
私の財布がインプラントの広告を見た瞬間、
「無理無理無理無理」と逃げ出すレベルだ。

さらに私は糖尿持ちで、しょっちゅう歯周炎を起こす。
そのせいで、歯科医師もインプラントを勧めてこない。
「うーん…あなたの場合は…ねぇ…」と、
医師が遠い目をしながら言葉を濁すのを見て、私は悟った。
あ、これ総入れ歯コースだ。

最近では、お菓子を選ぶ基準も変わってきた。
昔は「固いせんべい?上等だ!」というタイプだったのに、
今では「柔らかいプリン…優しい…」と感動する始末。
ポテチですら、噛むたびに「いてっ」となる。
ポテチに負ける大人ってどうなんだ。

しかし、ここまで来ると、もはや笑うしかない。
歯磨きをサボり続けた結果がこれなのだ。
人生は因果応報。
歯もまた然り。

だから、これを読んでいる若い皆さんに声を大にして言いたい。
歯磨きをサボんなさんな。絶対にだ。

「めんどくさいな〜」と思うその一瞬が、
未来のあなたのラ行を奪い、
ポテチを敵に回し、
歯医者の椅子に週一で座る生活を招く。

歯は裏切らない。
裏切るのは、いつも磨かなかった自分だ。

というわけで、私は今日も歯医者へ向かう。
部分入れ歯を装着し、ラ行を取り戻し、
柔らかいプリンを買って帰る予定だ。

未来の自分が困らないように、
今日からでも遅くない。
歯磨き、ちゃんとしよう。

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