今朝の夜勤明けの空腹時血糖値は86mg/dlでした。

良い値だけど、生活態度はいつもと変わらず。どうも素直に受け止め難いな。

 

さて僕は小学生の時に、クラスの誰かさんと誰かさんが夢に出てきて、こともあろうに、僕の夢の中で、何だその…イチャイチャされてたことがあります。

よりによって、他人の夢の中で何やってんだ、アイツら…と憤まんやるかたない感じで目覚めました。

そのことを「ゆうべ、変な夢見ちゃってさぁ…」って友人の前でボヤいたら、たちまち話がクラス中に広がっちゃって…。今でいう「炎上」ってやつかな、あれは参ったよ。ホント。

根も葉もない、れっきとしたウソなんだけど、次々と俺んとこに「おい、本当かよぉー」って訊きにくるもんで、「あれは俺が夢に見た話なんで」って釈明したんだけど、ついには担任の耳に入っちゃって、こっぴどく叱られた。

あれほど夢だって言ったのに、聞かされた友人は思わず「こいつはスクープだ」って舞い上がってしまったんだな。 スクープじゃねえよ。

Y君とNさん、あの時はごめんね。俺さぁ、ちゃんと謝ったかなぁ、お二人に…。

とにかく…。

こんな具合に、僕には変な夢を見ることが多くて、困ったことに、妙に細部まで覚えていてリアリティがある。これは老人と言われる年齢になっても、全く衰えがないです。

ただ、前述のように、本当に人に迷惑をかけてしまうので、「夢語り」は極力他人の前ではしないようにしています。

妻の前ではよくしますけど。なぜなら、彼女も「夢語り」が好きだから。「夕べ、こんな夢見ちゃって」と、代わる代わる披露したりして、こういうところは夫婦共々良く似てると思います。

さて、先日なんですが、泥棒を捕まえた夢を見てしまったんです。

どこへ出掛けてたんだか分からないけれど、帰宅したら玄関のドアが開け放たれていて、「おーい、なんだよー。泥棒かぁ?」って口走りながら中に入ると、正にそんな光景が目の前に広がっていた。

僕は普段から500円玉貯金をやってる、実にさもしい男だけど、その貯金缶に手を伸ばしている黒ずくめの男がいたわけです。床には500円玉がばら撒かれています。

本来なら札束とか金塊とかが散乱しているのが設定として妥当なんですが、さすがに僕の夢は僕の夢なりの設定にサイズダウンが実現していて、500円玉なんですね。


それでなぜか死んだはずの猫の「ミー」がデスクにいて、男を威嚇してるわけです。

デスクに置かれた貯金缶をミーが体を張って守っていて、男に向かって「シャーッ」ってやってるわけ。

「おー、ミー。しばらく見ないうちに丸々太ったな」と僕は猫に言います。それになんだか体がトラ模様になってるんだけど、まぁ夢ですから、あまり気にしなかったです。

とにかく目の前の奴を捕まえなきゃ、と黒ずくめの男に掴みかかったら、スゲェ弱いの。胸倉を掴み、ちょっと押したら、もう床に倒れてた。黒いマスクと黒いサングラスを掛けた、色白の細い男なんだけど、誰だか全然心当たりがない。

リアルの泥棒ってのは、全くの他人で心当たりがないのが当たり前なんだけど、これは夢の中の泥棒なんだから、誰かをモデルに創作してるはずなんだけど、本当に知らない奴なんだな。

それで「このヤロー、警察呼ぶから動くんじゃねぇぞ」ってスマホに手を伸ばすと、そいつは本当に動かねえんだ。なすすべもなく横たわっている。

スマートフォンで警察に電話しました。

耳が悪い自分が警察に電話するってのもオカシイ話なんだけど、ちゃんと住所やら電話番号やらを、スマホで伝えてるわけ。そしてその間、そいつはジッとしてくれてるわけ。

床には500円玉がすっ転がっていたけど、それをミーが一個一個拾ってくれてる。「ああ、ミーちゃん。ありがと」と言って、改めてミーを見るけど、やはり背中にトラ模様があって、ミーは丸々太ってた。

結局、警察が到着する前に、夢から目覚めてしまったけれど、覚醒して真っ先にやったことといえば、夢占いを検索したことかな。

「泥棒を捕まえる夢を見た時は、 望む結果や失くしてしまったものを取り戻すことができる、あるいは手に入れることができる可能性があることを示唆しています 」って出てた。

占いなんて全然信用していないんだけど、せっかく見た夢ですから、こういう楽しみ方もありますってことです。

当たった気がしたことなど、一度もないですけど。

僕は何を失くしたんだろ?

猫ちゃんかな。





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