3月26日夜勤明けの空腹時血糖値は125mg/dl。

やはり良くないな。

 

ブログの更新は毎週日曜と決めているんで、おそらくこの記事をアップする頃には、WBCの話題は陳腐化してると思います。それでもどうしても書き留めておきたくて… 元々、日記のつもりで書いているんで、せっかくの感動を格好つけてスルーするのは本末転倒というもの。

というわけで、今日は少し古くなったけど、WBCの話です。

ちなみにこの記事は優勝の翌日、木曜日に書いています。

世間では、仕事を休んで観たとか、経過が気になって仕事にならなかったとか、色々と苦心の応援エピソードが聞かれましたが、そんな僕はというと、火曜日も水曜日も休みだったんで、余裕で観戦出来ました。

メキシコ戦なんて、朝から始まるとは知らなかった。妻が叩き起こしてくれて、すぐにテレビを点けました。何で妻が起こしてくれたのか、未だに謎です。彼女は特に野球に興味はないし、僕自身も野球ファンじゃないのですが…。

それで朝からテレビを観てたんですけど、解説を聞いてるとやはり村上選手が不調なんですよね。僕はこの時までこの人が熊本出身だと知らなかった。打って欲しいと願うばかりです。

そうこうしているうちに、手話のオンライン講座の時間になっちゃって、ZOOMで受講しながら、横目でチラチラとテレビを観たりしてました。PCの手話講座画面に集中しなきゃならないんですが、どうしても上の空。

男性講師が「『負ける』という単語を使って、何か表現してください」とアプローチしますので「今、野球が負けそうなんで、心配なんです」とリターン。講師の反応が「何のこと?」って感じで反応がイマイチだったので「だから、WBCの試合を今、やってるんですよ、横のテレビで。さっきから気になって、気になって、アタシゃ仕方がないんですよ」と追加説明の手話したら、講師は苦笑してた。テレビを消せ、って言いたかったんだろうけど。

講座を終えてテレビ観戦を続けました。9回裏の攻撃は凄かったな。大谷選手が2ベースを打って「カモーン、カモーン」って凄い形相で鼓舞してて、こりゃあ、何か始まるなぁと、テレビに釘付け。吉田選手が歩いて、周東選手が代走となり、村上のサヨナラ打が出て、もう何だその、泣いちゃったね。 オレ、あの時、息してたんだろうか? 俺がスゴイ声を挙げたので、妻が慌てて駆け付けました。あの瞬間、日本列島はどこかしこも絶叫してたんだと思う。

翌日の決勝戦も観ましたが、僕としては勝っても負けても、どっちでも良い感じでした。どう考えても昨日の感動を超える展開はないだろう、と思ってた。満足しちゃったんですね。もう感動でお腹いっぱい。

2回表のターナーのHR、その裏の村上のHRまで見届けると、市役所の福祉課へ出掛けて行きました。市から防災タブレットを借りていたんですが、使ってないなら返してくれという通知が先日来ていたので、返却してきました。

市役所のホールには巨大なスクリーンがあります。案の定、WBCをやっていたので、そこでしばし観戦。ベンチも用意してあって、利用者が四、五人観戦していました。この時点で1-3、日本リードです。

それからこの日、車検だったんです。市役所から熊本トヨペットに直行。トヨペット営業所の中にも巨大スクリーンがあって、ここでも観戦客が10人くらいいました。テーブルで観戦しながら営業マンと打合せ。タイヤ交換もお願いしたから、高くなってんだろうと思ったら、結構安く済んでて安堵しました。

営業マンもねぇ、試合が気にならないのかなぁと思って「今、何対何ですかねぇ」と訊ねると、見積書に書き込みながら「1-3です」と即答。試合観てないと、ああいうタイミングでは答えられない。彼もチラチラ観てたんですよ。

ダルビッシュ選手が出てきたところで営業所を出て、帰宅した時には大谷がブルペンから歩いてくるところだった。ダルビッシュが1点取られてて、まだ9回になったばかりで、確か源田選手の走塁についてチャレンジが行われてたあたりだった。

2-3。日本リード。このまま逃げ切れるかという場面。

「まだ終わってなかったのか」と、自室のテレビの前に座り、引き続き大谷選手の投球を観てました。

で、結局勝ちましたよね。妻がドドドーっと駆け寄ってきてハイタッチして、部屋の中を跳ね回っていた。

なんのことはない。あれはスーパーマンVSバットマンじゃないですか。この試合はボルテージは高かったけど、比較的分かりやすいシナリオだったと思います。

前日メキシコ戦のエモーションが凄かったんで、決勝戦は少し冷めて観ておりました。メキシコ戦は本当に凄い。特に村上復活の伏線回収がスリリングに決まっていた。

あと、ヌートバー選手が誰かに似てるなぁ…とずっと思っていたんだけど、胴上げでビビってる画像を見て、やっと思い当たりました。彼はジム・キャリーに似てるんです。

それも「トゥルーマンショー」に出てた頃の変顔を抑えた辺りのキャラに近いかな。別にどうでも良いことだけど。彼も序盤カッコ良かったですね。

とにかく祭りは終わりました。この記事を書いている間にも、僕の中の熱が少しずつ冷めていくのを感じます。素晴らしい試合に心躍らせましたし、野球はやっぱり良いもんだと思いました。

今度はこの結果にインスパイアされたサッカー選手が、また熱いドラマを繰り広げてくれると思います。

その日を楽しみにしています。