4月21日日曜日夜勤明けの空腹時血糖値は115mg/dlです。

エアロバイクの方は、何とか続いております。ドラクエ3は現在ガルナの塔レベル22に到達。メタルスライム狩りに勤しんでおります。

 

先日、大病院を受診したんですけど、人工内耳のリハビリでお世話になってる言語聴覚士(ST)の先生がお辞めになり、新しい先生が担当になりました。

以前の先生は、どうも相性が悪くて、このブログでも悪態をついたりしたこともありました。※もう来ないほうがいいんですか?

でも生真面目ではあるが、良い人だとは思っていました。

僕は人工内耳に関しては、完全な落伍者で、サウンドプロセッサーから聞こえてくるのは、相変わらず雑音ばかり。

聞こえが良ければ、それなりにST冥利に尽きるんだろうけど、こればかりはウソをついても何の得にもならないので、素直に「聞こえません。雑音ばかりです」と答えるしかない。

だから毎回毎回、聞こえや装着頻度を訊ねられて、嫌な思いをしていました。

相手が落胆や失笑するのを分かっていて、正直に答えるのは嫌なものです。

新しいSTは、若い女性の先生でした。

女の先生は、男の先生と違って、表情豊かで何だか安心出来ます。

「前の先生は、去年の10月いっぱいで辞めました」と、うろ覚えの手話を交えて話しかけてきました。

『辞める』というのを『終わる』と何度も表現しているのが気になりました。でもせっかく手話をやってくれてるんだから、ここで釘を刺すと彼女が手を引っ込めてしまうと思い、ひたすら頷くことに徹しました。

恐らく前の先生から、この患者は手話が出来るらしいと引継ぎがあったんだと思う。

それでスマホか何かで調べて即席の手話をやってくれたんだと思います。

彼女と面談中に「あなたにとっての人工内耳のメリットは?」と訊ねられ、僕は「メリットはないです」と即答し、少し沈黙が続きました。

これまでは半年に一回の受診だったのですが、先生から次回の受診は半年後にしますか、それとも一年後にしますか、と選択肢が与えられたので、「一年後で」と迷いなく返答。

めでたく一年後の受診に変更されました。

あぁ、何だか釈放された気分。解放じゃなくて釈放。
 

話は変わるけど、こちらも毎年4月に受診している別の大病院での話。

循環器科の呼び出しが聞こえないので困っていたのですが、今年はカウンターで「私は難聴者です」とアピール。

するとですね、受付票(これを各カウンターに提出するのだ)にでっかく「大きな声でお願いします」とか注意書きされ、受付番号を書いた、これまたでっかいネームプレートを首から下げ、棟内を闊歩することになりました。

さながら市中引き回しの罪人の心境。

毎年、自分なりに聞こえの工夫をしていたんだけど、あちらはあちらなりのテンプレがあるらしくて、関所よろしくの規定の通行手形を装備しないと、スタッフに認識してもらえないらしい。

なんせ一日の来院者数500名超だから、これは仕方がないのかも…。

そういうことなら、「難聴者はカウンターで申し出よ」とパンフレットとかで周知してほしい。

まぁ、今年は比較的ストレスもなく、受診を終えたかなと思います。カウンターで潔く申告を済ませたからだと思う。

少なくとも「待つ不安」はあまり感じずに済みました。

受付番号が「6」であったことも幸運だったかも。

番号を呼びながら、人差し指をクルっと回せば「6」ですからね。ひと目で「あ、オレだ」と分かりました。

まぁ、何にせよ、呼び出す人の頭の中に「この人は難聴だ」ってのが入ってないと、とっさにそんな空書きは出来ませんよ。

それで思うんだけど、躊躇、億劫、羞恥、意地、自尊など色々内心あるとは思うけど、やっぱり正直に申し出るのが一番だな、と改めて痛感した次第です。

肝心の診察なんですが、特に問題ありませんでした。痩せるようには言われましたけどね。

診察時はスマホをドクターのデスクに置いて、「グーグル音声文字変換」を使って応答してました。

最近はかなりこのアプリが活躍しています。

世の中、便利になったものです。