6月14日の空腹時血糖値は76mg/dlです。

 

今ですね、江戸時代にタイムスリップした小説を書いてるんですけど、当初のストーリーでは、剣術に対抗する格闘技としてボクシングを想定していたんですよ。

でも、色々と調べていくうちに、ボクシングじゃ到底太刀打ちできないことが分かってきた。

格さんのように素手で立ち回るのは至難の技なんです。

少し武道に詳しい方ならすぐ分かるだろうけど、ぼくは格闘技は元より、スポーツ全般に詳しくないから、全然分かんなかった。

竹刀じゃなく江戸時代では真剣を振り回すんですから、これはもう鉄砲とか大砲だとか、飛び道具を持ち出すしか優位性がないわけ。

いや、必ずしも敵に勝つ必要はなくて、互角なら良いわけで、それなら剣道で良いんじゃね、と至極当然な結論に至って今資料を探してるところ。

要はバトルが成立すればそれで良いんです。

僕自身は剣道なんて全然知らないし、やってみたいとも思わない。

いちいち小説の設定に合わせて、道場通いして段を取ったり、戦場に志願兵として出かけて経験を積んだりするのは、いくら何でも創作の手間がかかり過ぎる。

膨大な資料を読み込む必要もまるでなくて、薄いマンガか小説程度でいいんです。

それで今、資料探しをしているんですけど、適当な読み物ってなかなかないですね。

AIに質問したら「それでしたら宮本武蔵の『五輪書』をお勧めします」って返されました。

そんなん僕が読んで分かるかい。

やはりそういう視点からは、半村良さんの「戦国自衛隊」はよく出来てるなぁと思います。

あれは戦車やらヘリコプターやら、重機関銃など近代兵器なら何でもござれって感じで持ち込めたわけですから…。

でもこちらは、か弱い少年が主人公ですから、ほんのちょっと向こうの世界の荒くれと渡り合える程度でいい。

だからまぁ、武器なんかも、スリップした時代で調達しちゃっても全然イイ。

何なら道端で拾った棒切れを振り回すだけでもイイ。

要するに初心者程度のたしなみがあればイイ。

あとは向こうの世界で理不尽に強くなればいいんだから。

というわけで、今のところ産みの苦しみの真っ最中です。

この調子じゃ、9月の締切に間に合いそうにありませんな。

ええっーと、何かないですかね。ケンドー、ケンドーっと。

 

PS.「六三四の剣」を安く落札しようと思うんですが…。