当直明けの空腹時血糖値は115mg/dlでした。
月曜日に6回目のコロナワクチンを接種しました。翌日の体調は酷い有様で、いつまでこんなこと繰り返さなきゃならないんだろう。ウンザリしております。
さて表題にもありますように、手話検定一級試験の結果が郵送されてきました。
今回は合格でした。
妻に合格証を見せたら、型通りに喜んでくれました。
それとオンライン手話講座の講師に見せたら当然ながら、喜んでくれましたね。
合格証の画像をどうぞ。
あれほど待ち望んだ一級なのに、僕自身は妙に冷めていて、報告するのは妻と講師だけでいいやと、そそくさとバッグの底に仕舞ってしまいました。
彼らに見せびらかす気にはなれんのです。
何か俺、見かけによらず意固地な人間だったのね。
コロナのマスク着用で読唇が全く出来ず、不満のはけ口として選んだのがオンライン手話講座。
たぶんZOOMの画面に映った僕は、妙に怖気づいていて不貞腐れた男だったんだろうと思います。
幸いなことに僕は講師に恵まれました。
講師が若いろう者で、毎回毎回臆面もなく褒めてくれるんです。「あなたは上達が早い」って。
還暦間近の男が手放しで褒められるなんて、あんまりないですよ。たとえ金を払っているにしても。
少なくとも僕は、手話のおかげでコロナ警戒中に孤独に陥らずに済みました。
似た境遇の人たちが別の世界にいて、彼らが僕を待ってるのかどうか分からないけど、とにかく今は手話を学ぶことで、何かが変われば良いな、とそんな風に思っていた。
向こうの世界に行ってみたい、と思っていた。
それにしても、あの講師とも別れが近づいてきたなぁ。
「今後の目標は?」って訊かれたけど、実はもう無いんです。
重度の難聴者なので、聴き取って手話表現することが出来ません。
ですから、手話通訳士への道は閉ざされていると言っていいでしょう。
いや、もう本当に良いんです。
手話の旅もここで終わりです。
あとはお忘れになるなり、思い出になさるなり、野となれ山となれ、だ。
でもなかなか楽しかったです。
マスクを外す人を少しずつ見かけるようになり、コロナの長いトンネルも出口に差し掛かりつつあるように感じます。
僕自身はまだマスクを外していません。
もうちょっと様子見してから外そうと思います。
そこは迎合するのね、彼らに…。