2月23日夜勤明けの空腹時血糖値は114mg/dlでした。

 

先週、新しい炊飯器が届きまして、美味しいご飯がいただけるようになりました。

今度の炊飯器は、結構高性能で、何時間保温してもふっくらツヤツヤ。

やはり日本人はお米が基本ですね。

さて、最近読書家の知り合いと顔を合わせることがあって、その女性は文庫本を読むことが多くて、その時もテーブルに三冊ぐらい本を置いてあった。

「何読んでんの?」と、文庫本に手を伸ばすと、スティーブン・キングの「ミザリー」と宮部みゆきがあって、宮部みゆきはタイトルも忘れちゃったけど、相変わらず本を楽しんでるみたいで感心しました。

僕も昔はね、貪るような読書家だったんだけど、読まなくなってしまった。

理由のひとつは、今は活字よりも映像の時代だし、本よりも面白いモノがたくさんあるから。

もう一つ挙げると、読みたいものがあんまりない。

小説は「異世界モノ」が幅を利かせている。あれにはどうも没入出来ないし、僕が年を取ったせいか、若者の文化についていけなくなっているらしい。

でもまぁ、何か読んでみたいと思ったのは確かなので、何を読むべきかAIに相談してみた。

そうしたら「時代小説はいかが?」という返事が来た。

時代小説は読んだことがなかった。だいたい僕は戦国時代のことを恥ずかしいくらい何も知らずに生きてきた。

せいぜい中学時代に学んだ日本史がぼんやりと脳裏にあるくらいて、あとは水戸黄門の印籠ぐらいしか知らない。

平均以下の認識でしかない。

それで試しに、コンビニのブックコーナーにあった池波正太郎原作の漫画「剣客商売」(大島やすいち画)を買って読んだんだけど、これがめっぽうに面白い。

特にあの時代にもセクシャルマイノリティってのがあって、これは僕の苦手分野なんだけど、池波先生は凄いね。武士の世界の同性愛を見事描ききっていた。

現代のジェンダー論争とはまた違う角度から、人間の本質に迫るものがある。時代小説は、案外と現代的なテーマも包含しているんです。

まだ活字の文庫本を読むまでには至ってないけど、僕の場合、藤沢周平とかが相性が良さそうなんで、BookOffで買い漁ってみるつもり。

池波正太郎も藤沢周平も、単なる殺し合いの話ではなく、人間の生き様を描いているのがいいですね。

刀を持つ者の覚悟、商人の知恵、庶民の暮らし、そういった多層的な世界が広がっている。

さいとうたかおが描いた鬼平犯科帳というのもセブンにあったんで、それも買っちゃおうかな。

エロ要素が多いのが難点ですけど…。