今朝で19回目のジョギングを終えたんですけど、日増しに楽になる感じです。そりゃあ、始めた頃はもう死にそうでしたね。息は苦しいし、足は攣るし、こんなこと果たして続くのかな…とかなり悲観的かつ懐疑的な心境でした。
僕なりにつかんだコツがいくつかありまして、まず一つ目は「やる気なく始める」ことですね。やれやれといった感じで、面倒くさそうに足を運ぶ。指導者やレフリーがいたら、たちまち指導が入ってしまいそうなぐらい、グータラと始めてしまう感じです。「よーいドン」と張り切ってやらない。
こうすると毎回毎回モチベーションを上げて走る必要はないし、初速がかなり抑えられ、全体のペース管理がしやすいです。出来るだけ小股で、モタモタ、ノロノロが良いんです。ランニングアプリでは、後半にはストライドも広がり、自然とペースが上がってる傾向があります。今は平均時速7kmぐらいのペースです。
二つ目のコツなんですけど、焦らないってことですかね。これは走行ペースとはまた別の問題で、メンタルですね。苦しいとやはり「早くゴールが来ないかな」と思うわけです。苦しみから早く解放されたいと考えるのは、自然なことなんてすが、これを考えている限り、今の状況を冷静に捉えられません。ペースを落とすなり、呼吸を整えるなりすれば、もう少し楽になるかもしれないのに、「早く、早く」と自分を急き立てていれば、もうそこで思考がストップしてしまう。
もうこうなったら、歩いちゃったほうがいいです。歩いて少し冷静になって「ペースが速過ぎたかな」とか「もうちょっとしっかり息を吐きだしてみよう」とか、思考に一区切りついたところでジョグを再開すれば良い。ジョグの中断を負けと捉えるのは長い目で見て損です。
要するに走りながら「楽になる工夫」が出来るようになればいいのであって、「早く終わりたい」と考えるようならば、一種の思考停止状態なので、もうそこで止めちゃっていい。止めて仕切り直しをするか、そのまま歩いて帰宅するかすれば良い。仕事や競技じゃあるまいし、そんなに勝負意識を持つ必要はないし、真剣に取り組まなくてもいいと思います。
次に繋げることさえ出来れば合格です。所詮、運動嫌いですし、三桁のデブなわけですから、上手に出来なくて当たり前なんです。
三つ目は、走ること以外に好きな運動で脚力を鍛えておくこと。ジョギングの機会が少なくても、それなりにスタミナが付きますよ。
これはスクワットでも、室内・屋外のサイクリングでも、ウォーキングでもトレッドミルでも何でもいいです。足に故障の少ない運動で鍛えておくことです。
走りたいならまず歩くことから、とよく言われますが、僕の場合この「歩く」っていうのが全然駄目で、いや歩けないってわけじゃないんですよ。「ウォーキング」を運動として習慣化するのが楽しくないんです。ちっとも面白くない。 スクワットも面白くないですね。 だったら自転車がいいです。自転車なら続きます。毎日、嬉々として急坂を上ったりしています。運動強度としてはウォーキングよりもかなりきついです。
僕は現在週3回ジョギングをやってますけど、それ以外には毎日自転車に乗ってます。急坂を足がパンパンになるまでクロスバイクを漕ぐんです。僕はある程度スピード感がある種目が好きらしくて、筋トレやストレッチ、ウォーキング、エアロバイクやトレッドミルなどは続かないですね。
運動習慣が身に付かなくてお悩みの方は、まずその運動が好きかどうか、単純なレベルで見極めをなさることをお勧めします。どうでも良さげな運動なら、どんなに痩せたくても続かないですよ。元々、やりたいという気持ちは無いんだし。
僕は以前、手話を覚えながらトレッドミル(ウォーキングマシン)をやろうとしていたけれど、これは裏返せばそれだけトレッドミルがつまらなかったということなんです。トレッドミル単体では楽しめなかったというわけです。
楽しめる運動を見つけましょうね。何かあるはずです。