9月10日の空腹時血糖値は122mg/dl。
オンライン手話講座の修了が近付いています。
今後、自分の手話学習がどうなるのか分からない状況です。
確実に言えることは、通訳者への道を選択することはないということ。
重度難聴なので、聴き取りが出来ないし、そもそもろう者と親しくなりたいというスタンスで学習を始めたわけだから、最初っから手話通訳者は視野に入ってませんでした。
もしそこにこだわっていたら、たぶん手話学習は続かなかったと思います。
受験できないわけではなく、興味ついでに受験するのもいいけど、なにせ受験料2万2千円だからね。
やめとこ、やめとこ。
と言う一方で、手話サークルに復帰することもないと思う。
サークルの内情(人が集まらないとか)もあると思うけど、ろう者との交流ではなく、自分の居場所を求めてやって来ただけという人が多いと思うんです。
特に高齢者中心のサークルにその傾向がある。
単なる「おしゃべりサロン」化しちゃってる。
とにかくメンバーが手話を全然使ってない。
YouTubeで知ったんだけど、都会の手話サークルでも、健聴者とろう者の二極化が目立つらしい。
これはどういう事かというと、同じサークルの中で、健聴者だけ、ろう者だけという住み分けが生じてきて、両者の交流が上手く行かない、とサークル運営者が嘆いていた。
うん、それは分かるな。すごく分かる。
僕が辞めた(というより、行かなくなった)理由も、そこにある。
サークルに入ってくる健聴者は、そもそもろう者と仲良くなるってこと自体、やはりハードルが高いんだな。どうしても友達になりたいというわけではなく、同じ健聴者の仲間同士で楽しくやれてるんだったら、それでいいやって感じ。とにかく自分の居場所が欲しいんだな。
そりゃあ、ある程度手話を覚える努力はするだろうけど、ろう者と対等に渉り合えるには、何年も真摯に向き合って頑張らなきゃいけない。
若い人ならいざ知らず、年配の人となると、これまで音声言語に頼って生きてこられた方が大半だから、いきなり視覚言語の世界に飛び込んですぐモノになるわけがないです。
そういう努力を放棄して、時間の3分の2を手を動かさず健聴者同士で喋り続けるようじゃ、とても上達は望めないと思うんですよ。
少なくとも僕の地区の手話サークルはそうだった。
今も同じような感じでやっていると思います。
僕は辞めて正解だったと思っています。
サークルでやってる、日本語対応手話も嫌いですし。
だから、もう手話サークルという選択肢もないです。
今後はオンライン手話で交流を広げていきたいと思っています。
なんかまだ行動に移すのが怖いような気がしますが…。
ところで、最近YouTubeで、ASL(アメリカン・サイン・ランゲージ)のレッスン動画を観てる事が多くなりました。アメリカ手話のことです。
「ビル・ヴィカース」ってダンディな髭の男性がレッスン講師です。有名な人なんじゃないかな。
僕は完全な「猿真似」タイプの人間なので、彼の動画を観ながら早速レッスンに参加しちゃってる。
アルファベットの指文字も覚えました。
指の長さが足りない(僕もそう)人には、ちょっと辛い文字(mとか)がありますけど。
あのレッスンは、とにかくテンポが速い。
日本みたいに「えぇー、このサインの由来は…」みたいな冗長な展開は一切なし。
短時間に何度も反復練習することで、着実に記憶に定着させるやり方です。
とにかく学習感覚ではなく、ゲーム感覚です。
初歩的な英語のスキルが必要ですが、そんなに難しくないですね。
逆に日本の手話が難しいんですかね。
とにかくこの人の動画は山ほどあるので、基礎的なものをピックアップして視聴していくつもり。
一旦動画が始まると、面白いぐらい食いつきが良いので、しばらくはこの流れに任せてみようと思っています。