今朝の空腹時血糖値は107mg/dlです。
年末年始は「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」に明け暮れ、ろくに正月気分も味わえなかったような…。
このゲーム、本当にスゴいです。
前作「ブレスオブザワイルド」終了後、間を開けず移行したせいか、何かもう入れ込み方が尋常じゃない。
基本的にはブレワイと同じように進めていくんですが、前作と比較してスケールと難度が格段に向上している。
特に地下世界を加えたことで、恐怖感という新たなエッセンスを獲得することに成功しています。
「地下世界」って本当に真っ暗。
どこをどう行けばいいのか分からないんで、自ら明かりを灯したり、周囲を明るく出来るポイントに到達して、少しづつ視界を確保していかなければなりません。
地上のマップは既に全開、地下は3分の2ぐらいの進み具合です。
戦略的に敵と戦わず、逃げを打ってマップ上の行動範囲を拡げることを優先しています。ライネルなんてまだ顔もみていない。
しかしながら、どうしても、戦わなきゃと思い立った場面がありました。
「ウォトリー村」ですね。
ブレワイではのどかな漁村で、ここでカブトムシをたくさん捕まえたものです。
ティアキンでは、入り江に魔物の海賊船が襲来し、漁村は完全に乗っ取られ、村民の住まいのほとんどが、焼き尽くされています。
肝腎の村人達は何処に?と思ったら、いました、いました。
ワープポイントの祠のすぐ側で、乗っ取られた村を恨めしげに見下ろしながら、悲嘆に暮れている。
村長から言われたことは「村を取り返してくれ」ではなく「危険だからあそこには近付きなさんな」…。
僕は物凄く天邪鬼だから、そう言われるとどうしても関わってしまう。
中堅どころの黒ボコブリンとリザルフォス。約20匹の討伐メニューに対して、僕が自信を持って取れる戦法は、ただひたすら爆弾矢を放つこと。
接近戦が全然駄目で、黒ボコには一発で伸されるし、リザルフォスみたいに動きが速いのにも対応出来ない。
大体、ハートの器がまだ四つだぜ。
つまり弱いってこと。
そこで出来るだけ距離を置いて、物陰から爆弾矢を放つというゲリラ戦法で、確実に敵を減らしていきました。
もちろんこちらはノーダメージで。
ボコブリンという豚の魔物がいるんですけど、こいつらは闘争本能はあるんですが、あとは丸っきりおバカさんで、どんなに身の危険が迫っていても、就寝時間は欠伸をして寝てしまう。
そこに爆弾矢を放つんです。
このゲームに出てくる魔物は大体がそうなんだけど、ヌケたヤツが多過ぎて、どこから矢が飛んできたのかさっぱり分からないでやんの。
リザルフォスは敏感かつ敏捷で、矢が命中すると、即座に追いかけてくる。だからボコよりもこいつを警戒する必要がある。
マップを隅々まで駆け巡ったおかげで、矢もバクダン花も豊富にある。
割と危なげなくエピソード終了かと思いきや、最後の一匹がどこかに隠れているらしいの。
散々探し回ったら、井戸の中にいるらしい。
「あと一匹だ」と油断していたのがまずかった。
井戸に入るなり、待ち受けていたのはたき火をしている「黒ボコ」一匹。
棒切れを振り回してやって来るんだけど、たいへんまずい状況だということに気が付いた。
「こんなに狭いんじゃ、爆弾矢は使えねぇ」
敵もろとも自爆してしまいます。
やむなく接近戦で対応することになるのですが、一撃で倒されます。
死んでリトライして愕然とした。
これまで倒した敵が全て復活している。つまり最初からってわけです。
何度かリトライして、ハタと気付いた。
最初に黒ボコ倒してから他を片付けたほうが良くね?
プレーヤーの私も相当なボコブリン脳です。
それで黒ボコを倒すことに専念したんだけど、相変らずラッシュとか華麗な技が苦手で、一撃で倒される。
やつはそんなに特殊な武器を持ってないのにかかわらず。
こん棒だけだぜ。
逃げ回っていて気が付いたんだけど、井戸の下のスペースの一角に、小さな池がある。
そこにドボンと身を投じたら、ボコの野郎悔しがって何度も「うぉおおお」って棒を振り上げるのよ。
でもそれじゃ倒せないから池から出てきてまた負けたんだけど、とりあえず安全地帯は見つけた。
うーむ、やつはたぶん泳げない。
何度か体当たりして池に放り込もうとするも、その度にこん棒一閃で昇天。
そういうことを繰り返しながら、池ドボンしたら、何かいつもと様子が違うのよ。
池の淵で「うぉおおお」ってやってるけど、追い回してる最中にたき火の火が燃え移って、こん棒が燃えてる。
大した期待もせず池の中からボコを見守っていたら、やつのこん棒が燃え尽きちゃって、ボコが丸腰に…。
バカ丸出し。
池から飛び出て、剣でメッタ打ちにして、黒ボコを倒しました。
はぁ、やっと倒せた。
長い文章ですけど、このエピソードをクリアするのに、一晩掛かりました。
こんなに熱中出来ることって、あんまりないです。
下手な人の方が、このゲーム楽しめるんじゃないですかね。
まぁ何にせよ諦めないことが大切ですよ。