11月3日の空腹時血糖値は110mg/dlです。

 

11月2日、3日は、手話技能2級検定試験が行われました。

技能試験1級、2級は、受験者が動画を作成して、投稿するという、ちょっと聞き慣れない形式。

あらかじめ試験にエントリーしておくと、試験日の一ヶ月前に問題文のメールが届いて、試験日までに問題文の動画を撮影して、試験当日にその動画ファイルをアップロードするという手順です。

少しPCや手話に詳しい人なら、簡単に合格出来るやん…と思った人。

とんでもないです。

まぁ、僕の場合、PC操作に関しては、問題なかったけど、手話表現に苦戦した。

問題はインプロントスピーチと課題文の二問です。

インプロントスピーチは、テーマだけが与えられて、それについての自分の意見を手話で述べるというもの。

制限時間は一分で、例えば「あなたが好きな動物について」というテーマなら、それに関して一分間手話で語るわけです。

あまり短くてもいけないし、時間超過もいけない。

原稿は自分の頭の中だけにあるわけで、何を言っているのか、手話だけで相手に伝えなきゃならない。

手話の正確さ、表現の豊かさ、分かりやすさなど、色んなことに気を付けながら、動画を作らなきゃいけない。

課題文というのは、ニュース記事のような文章を手話表現するというもの。

「手話ニュース」とかでやってるやつですね。

こちらの文面は、全文メールで送られてきます。

これは僕の手話スピードなら楽勝という感じだったんですが、長文を二分間原稿をチラ見しながらやるわけですけど、本番では結構やり直しが多かった。

チラ見すれば、当然視線で分かっちゃうわけで、手話アナウンスのキャスターの凄さがつくづく分かってくる。

実際の試験内容を漏らすと、即失格になるので、あまり詳しくは書けないけれど、僕にはかなりしんどかった。

まぁ、手話講師とかに添削してもらう手もあったけど、それはカンニングだし、僕は僕の実力に自信を持ちたかったので、誰にも力を借りてません。

試験後思ったのは、やはり「手話ニュース」を読み取る力が必要だな、ということ。

今後、手話ニュースを録画して、最初は低速で、いずれは標準スピードで読み取れるように頑張りたいと思います。

意外な盲点もあります。

動画ファイルのアップロードでファイルの内容を確認して送信しないと全然違うファイルを送ってしまっている場合があります。

僕の場合は送信した後、念のためにもう一度ファイルを開いて動画を見返してみたら、ファイル名違いの同じ動画をアップロードしてしまっていました。

試験期間内であれば、再投稿可能なんで助かった。

一旦投稿した動画をキャンセルして、再度アップロードし直すことで事なきを得ましたが、案外こういったミスで落ちている人もいると思います。

これは絶対にもったいない。

アップロード前は当然ですが、アップロード後もやはり念の為に確認した方がよろしいかと思います。

それとインプロントと課題文は、違う服装でやった方が間違え難いと思います。同じ格好だと、どっちがどっちだか区別が付きにくいからです。

ともあれ、あとは結果を待つのみ。3ヶ月後に合否発表てす。