1月26日夜勤明けの空腹時血糖値は109mgdlでした。

 

さて自作の児童文学サイトに掲載していた「ネクロバズとむくつけき勇者たち」という長編がやっと終わりました。

全41章という、なげぇー小説です。

僕がまだ若い頃に書いた作品をリライトして、ネットに掲載していったのですが「あの頃はヒドイ作品を書いてたなぁ」と赤面しつつ、掲載を終えました。

ざっとストーリーを書くと、遺伝子操作でデッカクなった蝿が人々を襲うようになったんで、博士と助手と警部補が、問題の食品加工施設を突き止め、災厄を食い止めるというもの。

只々長いだけが取り柄の駄作です。

何が面白くてこんなものを書いたのやら…。

駄作はどうイジっても駄作ですね。

でも、駄作にも愛を感じていてですねぇ。それが困るんですよね。

41章もあるってことは、相当な労力と情熱を注いだ作品なわけで、「ネクロバズとむくつけき勇者たち」という、冗長なタイトルもお気に入りなんです。

遺伝子操作で巨大化したハエが人々を襲うというプロット、正直、B級ホラー映画みたいでいいんじゃないかと思っています。

博士と助手と警部補のトリオがおぞましきモンスターに立ち向かう、単純な冒険活劇を描きたかった。

もうちょっと真面目な科学捜査にしっかり踏み込んで、コミカルな掛け合いを減らしたら、佳作の域に届いてたかも。

年老いて、若い頃の作品を恥ずかしそうに振り返る姿、共感できる方いらっしゃいますでしょうか?

誰しも過去の自分の創作物を見返すと赤面するものですが、それって成長の証と呼べなくもない。

今の自分と比べることで、少しは上達したと悦に入っております。

この「ネクロバズ」、もしかしたら現代の目で見直すとまた違った魅力が見えてくるかもしれませんね。

B級感満載の、愛すべき駄作。いつか完全リメイク版を書く日が来るかもしれません(笑)。

もうしばらくは嫌ですけど…。

さて次回作は「アラアラ島のタント・ピエール」を予定してます。

これも古い作品のリライトになります。

旧作のリライトはたぶんこれが最後になると思います。