現在まだおケツが痛くて、ウォーキングの再開まで至っていません。
でもそれなりに進展があって、前から使っているウォーキングマシンのテレビを新調したんですよ。
僕はウォーキングする時にテレビを観るようにしているんですけど、このテレビが結構離れた場所にあるので、ちょっと遠巻きで見にくかったんです。
特に僕の場合は、字幕を読み取らないと内容がよくわからないので、いつかはウォーキングマシンの前に、デーンとテレビの画面を据えて、画面に集中できるような環境を作り上げたいと思っていたんですね。
テレビは死んだおじさんが残した物があったので、テレビが目の高さにまでくるような棚を買って、再生専用のビデオデッキも買ってきて組み上げました。黒で統一したので、デザイン的にも格好良いです。
出来上がったものを見て、嫁さんも喜んでくれました。僕が仕事に行っている間は嫁さんが使うつもりらしいんですよね。
そこに気がついてから、ちょっとひと工夫しなければならないなと思いました。
工夫が必要なのは、主に音声面についてです。
僕は難聴なのでヘッドホンを装着して使うつもりでしたが、妻は健聴なのでヘッドホンを使いません。
実は結婚当初、一台のラジカセを二人で使っていたのですが、僕はヘッドホン、彼女はスピーカーと、イヤホンジャックを頻繁に抜き差ししているうちに端子が壊れてしまい、ヘッドホンが使えなくなってしまったことがあります。
だからテレビのイヤホン端子からヘッドホンを抜き差しするという行為は 努めて避けたいと思ったのです。それにおじさんのテレビにヘッドホンをつないでみて音を聞いてみたのですが、重度の聴覚障害の僕の耳には全然ボリュームが足りませんでした。
どこかで増幅回路をかませないとまずいと思いました。
テレビとビデオを接続するのは、昔ながらの音声画像入力端子で、三本の端子のうち画像端子のみをダイレクトにつないで、赤と白の音声端子は古いステレオアンプの入力端子を経由して、テレビとビデオをつなぎました。こうすることで音声をアンプで増幅することができるんです。このアンプに僕のヘッドホンをつなぎます。十分な音量を得ることができました。
妻は特に変わった操作も必要なく、テレビを視聴できます。
試しに少時間ビデオを観ながら歩いてみましたが、さすがに臨場感が違いますね。これなら物語の世界に入り込むような感じで、ウォーキングが行えています。運動嫌いも工夫次第で、楽しんでウォーキングに取り組めるという話でした。