5月18日日曜日の空腹時血糖値は118mg/dlでした。

 

僕にはウソだなと確信していることが3つほどあります。

一つは、犬を散歩させると、飼い主の運動習慣になって良い、などです。

僕には、運動習慣が身に付かないと周囲に洩らして、犬を飼うことを勧められた経験があります。

まぁ、何度も挫折しては、リトライして、今では犬の助けも借りず、毎日ウォーキング出来るようになったけれど、毎回犬の散歩に出くわす度に、「犬を飼えば健康習慣にいい」ってのは、ウソだなと思います。

犬の散歩はウォーキングと比べて、それほど運動量が稼げず、ほとんどが犬のペースで終わってしまいます。

そりゃあ、ボーダーコリーあたりの俊敏な犬種を選べば、少しは事情が変わってくるかもしれないけれど、大抵の小型犬や従順な大型種だと、ウォーキングよりずっと遅いペースになりがちだし、マーキングや排泄後の手前が掛かるので、飼い主の運動習慣とは切り離して考えたほうが賢明です。

犬の散歩は犬の散歩。ウォーキングはウォーキング。

二つ目は、「高級なものほど長持ちする」というウソ。

これ、僕が学生時代から何度となく聞かされてきた言葉なんですよね。「安物買いの銭失い」とか言って。

確かに安物には安物なりの理由があることも多いけれど、高額=高品質=長持ちという方程式が成り立たないケースを何度も見てきました。

特に最近の電化製品とか。高級ブランドのスマートフォンを買っても2、3年で処分することになるし、モデルチェンジのサイクルが早すぎて「長持ち」の概念自体が変わってきてるんじゃないかな。

むしろ、中価格帯の無難な製品の方が、余計な機能がなくてシンプルに長く使えることも多いし、修理のしやすさという観点では、高級品より実用品の方が勝っていることもある。

値段と耐久性は必ずしも比例しないってことを、高い買い物をする前に思い出したいものです。

三つ目のウソは、「多くの友人を持つことが充実した人生の証」という考え方。

SNSの時代になって、「友達」や「フォロワー」の数が注目されがちですよね。でも僕はこれも大きなウソだと思っています。

FacebookやXの交流って、ほとんどが詐欺相手でしょ。

友人の数を競うように増やしていった時期もありましたが、今思えば、そのほとんどは「知り合い」程度の関係で、本当に困った時に頼れる人はごく限られているんです。

むしろ、友人の「質」にこだわるようになってからの方が、僕の人生は豊かになった気がします。深い会話ができる少数の友人との関係の方が、浅い付き合いの多数の知人よりもずっと価値があるんじゃないかな。

友人の数よりも、互いに心を開ける関係性の方が大切。それに気づいてからは、無理に人間関係を広げようとせず、大切な人との時間を大事にするようになりました。

結局のところ、世の中に広まっている「常識」や「定説」は、必ずしも自分の人生に当てはまるとは限らないということ。

犬の散歩で健康になるとか、高いものが長持ちするとか、友人の数が多いほど幸せとか――そういったよく言われることを鵜呑みにせず、自分なりに考えて判断する姿勢が大切なのかもしれません。

僕たちはしばしば、誰かから聞いた「正しいこと」をそのまま信じがちですが、少し立ち止まって考えてみると、実はウソだったり、少なくとも普遍的な真実ではなかったりすることが多い。

少なくとも俺向きではないな…たいう基準を持つべきです。

自分の経験や感覚を大切にして、自分だけの「本当」を見つけていきたいものです。