仕事を終え自宅で夕食を済ませた後、マスクを着用し菊池市の公的施設へ。

そこでは手話サークルが行われているはずでした。

ところが施設は全面閉鎖。入り口のところに「新型コロナウイルスの感染 防止のため4月6日から5月10日まで当施設を閉館いたします」という貼り紙がありました。

僕は自分のことしか考えていなくて、手話サークルをさぼっていて下手になっただの、あんまりさぼってばかりいて今後行くのが億劫になる、とか考えていたんだけれど、手話サークル側にしてみればそれどころではなかったんだな。

考えてみれば、あのサークルは指導陣がご老体揃いで、こういう事態では 施設の閉館有無を問わず、真っ先に活動休止したとしても当然なんです。
恐らく今年の会費はまだ徴収前で、ひょっとしたらこのタイミングでこのままサークルが消滅してしまうかもしれません。

いつもは煌々とライトアップされていた施設が、この日はまるで死んだように漆黒の闇に包まれていました。

こちらは田舎町でテレビで観るほどの感染者は出ていないんだけど、町の商店街は概ねシャッターを閉じているし、夜間になるとゴーストタウン化し、ひっそりとしています。子供たちは登校していないので家にいるはずですが、まるでそろって神隠しにあったように姿を見せません。こんな光景、パニック映画でしかお目にかかったことがない。

僕はこのブログで、あまりコロナに触れずにいたけれど、感染を防ぎたい気持ちはみんな同じなんだな、とつくづく感じました。

本当にみんな、どうしてるかなぁ。