内服薬や採血などは食前食後を厳密に守らなければなりませんが、こと運動に関しては食前食後どちらに行えばいいのだろうかと、僕は考えることが多いです。
医師や栄養士の指導では決まって食後と申し渡されるのですが、これは低血糖の予防と食後の血糖値の上昇を緩やかにするためで、糖尿病である僕に対しては妥当な指導だと思います。
でもね、これだと続かないんですよ。
少なくとも自己管理下では…。
僕の知り合いの中には、ご飯をたらふく食った後「さあ、食った食った。バリバリ働くぞ!!」と精力的に活動を始める輩がいます。傍から見ていて、あいつ馬鹿じゃないのかと呆れているんですが、そういう内燃機関型の人間は食後でいいと思います。
入院やインストラクターの指導下で、食後の運動を促される環境ならば僕でも食後の運動を続けていけます。
しかし自己管理下では、たらふく食った後には、胃のもたれを始め、疲労感や眠気を感じ始めますので、ここで気力を振り絞って運動を始める気にはとてもなれないというのが普通ではないでしょうか。
つまり続かないのが、普通なんですよ。
その点が気になってWebで色々と調べたんですが、やはり専門家は食後派、ダイエッターは食前派と分かれるみたいです。
食前派の言い分は、食後は食べたもののエネルギーが直接消費されるので痩せにくく、食前ならば体内に蓄積された脂肪が消費されるので効果が出やすいという理屈のようです。
僕はというと、痩せやすかろうが痩せにくかろうがそんなのはどっちでもよくて、単純に、胃の中に食べ物があると動けないから、という理由です。
元々食い過ぎだということもあるかもしれませんが、どうも腹が張って歩き出す気になれないんですよね。それでも10分ぐらい我慢して歩いていると、胃の重さが解消されてくるので、本当は専門家の言う通り食後の方が正しいのかもと思っています。
とはいえ、自分の意思でやらなければならない以上、どこかで折り合いをつけないといつまで経っても始まらないので、当面は食前です。
それはそうと、ここのところウォーキングが順調に続いていて、3日前ぐらいでしたかね、時速4 kmで歩いていたら、スッゴク遅く感じちゃって「なんてノソノソ歩いてるんだ。亀より遅いじゃんか 」と時速4.5 km にUPしました。
運動に体が順応してきたんでしょうね。時間も20分から30分へ延長しています。昨日は休日だったので 3回トライしました。合計1時間30分のウォーキングです。今のところ疲れはありません。
運動再開時には、あれほど億劫がっていたのに…。
やはりリベンジするなら、うんとハードルを下げてからやるべきですね。
僕の場合、だらだらスタートでOK。
乗ってくれば、自然と加速します。
こうやって実践した微調整をブログに書きながら、ダイエットを継続していこうと思います。