ついに完成しました。
DVD7枚組の大作です。

7枚ってのはキリがいい。
ちょうど一週間で観終えるわけですから。

次の週はまた「あ」行のアタマから…。
その次の週もまた「あ」行のアタマから…。
当然ながら繰り返す度に、記憶は強化されるわけです。
慣れれば倍速再生で時短できるし、読み取りの練習にもなる。

これでサークルの単語シリトリ(そういうトレーニングがあるのです)も楽々クリア。

ところでこのDVDに普遍性はあるのか?という疑問ですが、ないです。
全ての人に向いている視聴物じゃないです。

このDVDの内容は、単語のテキストをクリックして手話の動画を呼び出していたもののクリック作業を省いたものです。つまり、「愛」→手話→「相変わらず」→手話→「挨拶」→手話→「愛する」→手話→という具合に、ノンストップで再生していくもので、漫然と眺めていると何も頭に残りません。

手話サークルなどに出席していて気付いたんだけど、壇上でインストラクターが手話をやると、それを眺めている人と動きを追従する人に分けられるんですよ。前者は動きの意味を良く理解してから動き出す人、後者は取り敢えず猿真似しながら動きを覚えようとする人だと思います。

恥ずかしながら僕は後者で、インストラクターが動く度にウキキッと反応してしまいます。何か、単純なんですよ。
もっと笑顔で…と言われれば笑うし、歯を見せてと言われれば歯を剥き出すし…。

だからこのDVDは猿真似タイプ向けで、一々意味を確認しながら覚えるタイプにはやはりクリック型の方が良いんでしょうね。

でも手話は動かないと覚えられませんよ。
頭で記憶するだけじゃ、いざとなって出てこないです。
手話を記憶から引き出すには、手を動かすしかないんですよ。
だからこれは画面を観て、自然と手が動く人向けの教材です。

とにかくこれで教材作りは終わりました。
今後は短期記憶を長期記憶に置き換えるために、反復練習あるのみです。