熊本では「わさもん好き」という言葉があって、これは「新しいモノ好き」という意味なのだそうです。

社会人になって以来、「あんた、わさもん好きだなぁ」と言われることが多く、「何だい?その『わさもん』って」とその言葉が出る度に首を傾げていました。僕は生粋の熊本人なんですが、てっきり差別用語だと思ってた。

今思えば、すぐ新しいモノに飛び付いちゃうし、まぁ僕の書く作文自体も還暦近いおっさんが書くような文章ではないです。そこは自覚があります。

でも新しいモンは良いですよ。僕は若い人から学ぶのも好きだし、若いYouTuberの動画も良く観ます。もちろん若いダイエッターの動画も観ます。

それではこの辺で、ダイエットの話に移らせていただきますけれど…。

僕は去年一年懸命にドタバタを走り回りました。110kgの体躯を揺らし月間200km走り続けて、とうとう膝を故障。ドクターストップが掛かりました。その上で断言できることですが、運動だけでは絶対痩せません。

結局は食事から攻めていかないと、せっかくのハードな運動も、ただの筋骨隆々な肥満体に仕上がるだけ。運動も大切なんです。でも「食事>運動」なんだよな。

ここをしっかり肝に命じておかないと必ず失敗します。

しかし食事制限ってのは、食わなきゃ良いってわけではなくて、ほどほどに食ってく必要があります。そこが難しいわけで、僕も以前食事制限で20kg痩せたことがあるけれど、今思えばほとんど食わない、過酷なダイエットで、瞬く間にリバウンドしました。

なぜ食事制限が難しいかというと、僕の場合でいうと、制限する閾値が分からんのです。つまりどの程度減らしたらいいのか、ということです。

何の基準にも頼らず、ただ闇雲に減らしていくと、拒食症などの摂食障害に陥りますし、無事に陥ることもなく目標体重を達成したとしても、その後どうやって食わずに生きてくつもりか、って話です。これはもうリバウンドは明らか。

だからといって「3食きちんと食べて痩せましょう」なんてことをデブの前で言おうものなら、僕を含めた該当者は、そりゃもう節操もなく食べますよ。傍から見て、痩せることを諦めたのかと疑うくらいにね。

つまり食事制限には、目標達成後も継続できるしっかりした習慣づけが必要なわけです。プチ断食や水飲みダイエット、糖質制限ダイエットとか方法はあまたにありますが、必要な栄養を摂りつつバランス良く食事量をサイズダウンするには、やはりカロリー計算をやっていくしかなかろうという結論に達しました。

まぁカロリー計算のデメリットは、計算自体がひどく煩わしいことなんですけど、今の世の中は便利になったもので、カロリー計算アプリというものが多数出回っています。

以下の動画で初めて知ったんですけど、myfitnesspalというアプリが結構有名で、試しに使ってみたら、これがもう病みつきになるくらい便利でオススメです。

このアプリだと、今日はあとどれくらい食べれるか教えてくれますからね。自然と自己監視が働きますし、自炊しても作った料理が何kcalなのか計算出来るようになる。

最初はせっかく作った料理を尻目に、入力作業に時間が掛かってしまうなど、煩わしい面もありますが、一旦身に付いてしまえば、減量期が過ぎて維持期に移行してもアプリを使用し続ける限りリバウンドは起きにくいわけです。本当に世の中便利になったなぁ、と感心するばかりです。

そんなわけで、僕は先週から自炊し始めたんです。入力忘れのないように料理の写真を撮り始めたんですが、せっかくなんで、ここに貼っときますね。ちなみにクリーム色のお膳に乗ってるのは、かかりつけ病院提供の糖尿食(ランチだけ)。あとは私の自作です。

不味そうかもしれませんが、食うのは僕自身なんで。そこはお目こぼしを…。