10月6日の空腹時血糖値は104mg/dlです。

 

9月13日(金)から参加し始めた手話サークル。27日は二回目の参加です。

この日は、他の地区のサークルから三名見学に見えていて、よく分かんないけど、来賓扱いらしい。

それで何故だか、先週に比べて、えらくレベルとテンポを落とした内容だったんてすよ。

僕は前夜、小説の締切日がせまっていたので、寝ていなかったんです。

まだるっこしいレッスン進行も災いして、たちまち睡魔に襲われちゃって、ひどい顔をして席に着いてた。

講師や会長には申し訳ないので「昨夜、寝てないんで」と申し開きしながら、舟を漕ぎつつ受講してました。

難しいのなら集中出来るんですが、簡単すぎると、全然駄目ですね。

レッスン内容も先週と同じだし…。

いや、同じじゃなかった。

「あなたはどんな料理が好きですか?」っていうフレーズがあって、これを全員に訊いて回って手話で応えるんですが、「団子汁」って応えたオバさんのところで停滞しちやって、手話するのも忘れちゃって、団子談義が始まるんですよ。

つまり、どんな団子を使ってたか?って談義が…。

スプーンで丸め取ったやつとか、綿棒で伸ばして平たく切ったやつとか、緩く溶いたのを沸騰した鍋に落として固めたやつ(ボテ汁というらしい)とか、もうこれだけで、十五分使っちゃってた。

あと、好きなラーメンは何ですか?っていうのもあったな。豚骨とか味噌とか、ですね。その際も、この辺り(地区)で味噌が食べれるお店はあったっけ?って方向に脱線しちゃって、ここでも十五分ロス。

若い人はおらず、全員ほぼ老人なんでこれも仕方ないと思うけど、とにかく辛かった。

誤解しないほうがいいと思うのは、あれが彼女たちにとっての「真剣さ」なんですよね。

あれで真面目にやってるんです。

だから男性的目線で「おいおい、寄り道しないで先へ進めろよぉ」と急かすのは、絶対にやめたほうがいい。

同数対決ならいざ知らす、たった一名で乗り込んでるんだから、耐えるしかない。

こんなんで上達するわけがないんだけど、それでも僕としては、二名のろう者が参加しているので、出来るだけその方々とコンタクトを取って、スキルを磨こうと思っています。

何にせよ、高齢男性が手話を学ぼうとすると、こういう忍耐が強いられます。

手話に関しては、出来るだけ若いうちから取り組んでおいたほうが良さそうです。