7月2日日曜日の空腹時血糖値は78mg/dlです。

ここんところ、何かスゴイな。特に変わったことはしてないんですが…。

 

若い頃は創作に没頭することが、趣味といえば趣味でした。

こっぱずかしい話ですが、作家を目指していた頃があったのです。

しかし、複雑なテーマを扱うのが苦手で、自分は童話創作向きだと感じていました。

他愛のない話しか書けないんです。

難聴で社会適応に苦労したせいか、自己評価が低く、自分は頭が悪いと信じ込んでいた時期もありました。

頭が悪いと思い込むと、逆に何とか頭良さげに格好つけたいという気持ちが生じてきます。

そんなわけで、分かりやすい童話ではなく、小説を書くようになりました。

プロットが難解で、いくつもの伏線を散りばめた、大変面白くない小説を書いていました。

書いた本人が読み返す気にならない作品ですから、これはもう疑いのない駄作です。

当時の僕は、童話作家よりも小説家の方がより立派で高尚な存在だと考えていました。

しかしやがて社会適応できて、健聴者に交じって働くようになると、途端に全く書かなくなりました。

給料を受け取り、賞与を貰うようになると、やはり現実の生活を優先するようになります。

酒ばかり飲んでましたし…。

結婚したての頃、懸賞応募した児童小説に、出版社から書籍化の提案がありました。が、出版にはお金が必要だと知って断りました。

何かとお金が必要な時期で、そんな余裕はなかったのです。

でも今から考えると、大した金額ではなく、勇気を出して、出版しとけば良かったな、と思います。

こういうのを 「後悔、先に立たず 」というんでしょうね。

年月が経つにつれて、私自身が複雑な事柄を分かりやすく伝えるのが得意な人間であることが分かってきました。

そういう特性に恵まれているのに、若い頃はなかなか気付かなかったんです。

何が高尚だとか、貴いとか、関係なく、自分に合ったものをチョイスすれば良かったんです。

でも何故か小難しさに憧れ続けたんですよね。

最近は断捨離を心がけるようになって、長年にわたって書き溜めた童話作品をどうしようかと考えるようになりました。

段ボール箱に2箱あるんです。行き場を失った原稿が。

うちの地区では火曜日と金曜日が燃えるゴミの回収日ですけど…。

す、捨てちゃうのかい…こいつらを。捨てて何が残るんだい?

赤の可燃ゴミ袋二つほどになりそうだけど、本当に良いのかい?後悔しないのかい?

もう少し、何とか活用できないものか…。

最近、深夜に「王様ランキング」ってアニメをやってましたね。毎週観てたんですけど、まだまだああいう、素朴なほのぼのした世界が受け入れられる土壌が日本にはあるんですね。

呪いのせいで、難聴で言葉が喋れない王子が、手話でコミュニケーションしながら勇者を目指す物語です。

使われてる手話がちゃんとした日本手話で、僕もかなり驚きました。

アニメでちゃんとした日本手話が表現出来るんだ…。

あれが何で深夜帯で放送されるんだろ?子供たちにこそ観て欲しいアニメなのに…。

ところでこの作品、劇場版の制作が決定したそうです。

楽しみですね。

エログロや異常な価値観、世界観がもてはやされている昨今。

ポータルサイトには、連日不倫や詐欺、殺人の記事で賑わっています。

僕はそんなのは、書けんし、読むのも嫌だし、書く必要も感じません。

はっきり言って、最近ネット閲覧には食傷気味です。

そんな理由で今回、創作童話サイト「おしゃべりドラゴ」を立ち上げることとなりました。

「おしゃべりドラゴ」は、私が創作した童話や小説を掲載するサイトで、倉庫のようなものです。

このサイトは、HayaDays同様に、iPadを使って挿絵イラストを描き、作品に楽しさを添えていきます。将来的には簡単なアニメーションも取り入れる予定です。

そんなに大層な志を抱いて始めたわけではないのですが、グーグルにアドセンスの広告出稿を申請したら「有用性の低いコンテンツ」として審査落ちになりました。

「あんたのサイトはゴミ」だってさ。

そうなるだろうなぁ。まぁ、いっか。Amazon貼っとこ。

昔はね、ITってのが無かったから、こんなこと出来なかったんですよ。今は便利で良いですね。

老後の楽しみがまたひとつ増えそうです。