10月29日夜勤明けの空腹時血糖値は126mg/dlです。

 やっぱりここんとこ高いな。どうしたもんかな。

 

「シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす」

この作品、面白いですね。

2017年に「小説家になろう」に連載され、小説として書籍化されずに漫画化され、アニメ化という経緯を辿ったメディアミックス作品です。

TBS「ゾン100」の後番組です。終了後もそのまま習性に従って録画していたら、意外と面白かった。

VRのオンラインゲームでのRPG世界を描いた、異世界転生物のバリエーションの一つ…。(というか、今の若い人たちが書くストーリーは、ほとんどがこの傾向)

老人の僕が食いついてしまったのは、まぁそうだな、ドラクエ&FFの経験者なら、たいてい楽しめる内容じゃないかなと思います。

ようするに現実の若者があの世界で生きるって物語です。

そう…魔物を倒せば経験値が上がるし、良い装備が手に入る。

まだ4話までしか観てないから、今後どうなるのか分かんないけれど、今のところVRゴーグルを外せば、主人公は現実世界に戻れるようになってる。

ちなみに僕も「なろう」には2作品エントリーしてるんだけど、閲覧者ゼロの日々が続いております。全く誰も来ない。犬ですら、ゴキブリですら、寄って来ない。

アニメ化される作品ってのは、一体どんなものだろうと、硬梨菜さんのページを閲覧したんだけど、やっぱり面白いですね。

文章が上手い。人を惹き込む力がある。

悔しいけれど、今スマホで先を読ませてもらってます。上手いなぁ。絵もないのに…。

絵って…このヒト「みてみん」にも投稿してるじゃん。(みてみん…なろう系列のインスタみたいなモノ。ココに一旦画像投稿して、なろうに貼り付ける)

それで覗いてみたんだけど、ビ、ビミョー。オレとどっこいかな。

それはどうでもイイ。

この作品が現代社会の若者たちの心を捉えているのは、誰もが実現可能な設定で、現実から隔離されたVRのゲーム世界に没頭している物語だからだと思います。

ゲーム世界って、一番身近な異世界ですもんね。

僕らがゲーマーだった頃、VRが無かったんで、それも叶わなかったんですが、今は手軽に異世界へ転入出来る。

誰もが、自分の好きなように自由に生きられる異世界に憧れます。自分の力で何かを成し遂げたくて冒険に挑戦します。

「シャングリラ・フロンティア」という名前はその象徴です。シャングリラとは理想郷や楽園という意味です。フロンティアとは未開拓や最先端という意味です。このゲームは放浪願望のある人間にとって最高の自己表現の場所です。

まぁ僕の場合は、ずっと食い物屋で蕎麦食ったり、寝たりしてるだけだろうけど。

先日、妻から誘われて「sky 星を紡ぐ子供たち」ってオンラインゲームに参加したんだけど、貧相な身なりの僕の前に、いやに煌びやかな格好で現れた妻のアバターにちょっと驚いた。

なんかとっくにかなりのレベルにいるらしくて、ビギナーのオレの手をふんづかんで、アッチコッチ飛び回りやがる。

あちこちでほのかに輝いてる妖精を探し出して解放していけばレベルアップしていくらしいんだけど、こういうやり方はなんか不満だ。

自分でやっているという気が全然しない。

妻にとってはもう既知のフィールドだから、スゲエ手際よくイベントが片付いていくのだけれど、こっちはズタ袋のように引き摺り回されるだけ。

ミジメなだけだわ…。

現実社会での知人とオンラインゲームなんて楽しそうだな…という幻想も簡単に壊れてしまいました。