先週の反省を踏まえて、間食なしで立ち向かったというのに、夜勤明けの空腹時血糖値は無残なものでした。努力の仕方を間違っているのか、どうにも望む結果にたどり着けない状況です。でも間食なしってのは、継続していくべきだと思います。

帰宅してからのジョギングです。今日も炎天下でしたが、身体は慣れてきたようで、それほどきつくなかった。

ここ数年ものすごく気になっているんだけど、僕はどうにも「音楽を聴かなくなった」なぁ、と感じています。

言葉を覚えてから5歳で突発性難聴になり、一夜にして耳が聞こえなくなりました。朝、台所で料理をしている母親に声をかけ、その場の違和感に呆然と立ち尽くしていた記憶があります。母は包丁の動きを止め、何やら大声で呼びかけています。朝の光が柔らかく家の中に差し込んでいました。

幼少期の僕にとって「音楽」は、やっかいな存在でしかなくて、音楽の授業は壁に掛けられたバッハやベートーベンのおっさんたちに睨まれながら過ごすだけの退屈な時間でした。

大体が生徒たちにあてがわれるのが、ハーモニカやリコーダーといった、聴覚障害者には聴取不能の楽器が選ばれていました。僕はとにかく指の動きを丸暗記して、音楽教師に対峙していくしかなかったわけで、まぁ、あの女教師の眉間に刻まれた皺の深刻さから察するに、ちゃんとした音は出ていなかったんだろうと思うんですよ。案の定、5段階評価は常に1でした。

そんな折、親父がすごく安っすいべニア製のギターを買ってきました。フォークギターですね。弦を巻くペグなんて、チャチなもので、巻けば音程が上がるはずなのに、何故か下がってんだよなぁ、これが…。工作精度が低すぎたんだ。

でもギターはこれまで出会った楽器とは、明らかに違いがありました。ピッキングによって音の起点が明らかだし、フレットを押さえて弦の振動を感じている間、音は出続けていることになります。

少なくとも、自分が今、音を出しているのか否かについて、難聴者は知ることが出来ます。やはりバイブレーションは大切ですよ。

音程の問題なのですが、僕の場合、幸い聞き取ることが出来ました。

聞き取ることが出来なければ、あとは消去法でドラムしか残らなかったと思います。

だからといって、ドラムとの出会いはないよな、普通。

こんなわけで、聴覚障害児の僕がギターを手にしたんですが、ちょっと長くなりましたので、続きは次回で。

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