この連休は自宅で過ごされる方がほとんどのようで。ガラガラの駅や空港の構内をテレビで観るたびに、何か感心してしまいます。ちゃんと言われたことを守っているんだなぁと。
僕はというと、元々インドア派で、毎年この時期になると、辛い思いをして遠出していたんですが、今年はそれをやらなくて良いと、むしろやっちゃダメだとお達しがあっているので、ありがたくゴロ寝させていただきます。
でもね、せめてひとつだけ、何か有意義なことをやっておこうと考えているんですよ。僕なりに。
それが何かといえば、手話。
日頃から、手話のボキャブラリーが乏しいと感じていたんですけど、それをこの休暇中に増やしておこうと考えたわけです。
やり方としては、手話ステーションという有料アプリがあるんですが、これは50音順に単語が並んでいて、一つ一つをクリックするとアニメーションで手話が出てくる仕組み。
ところがこのアプリ、ちょっと使いづらいんです。「アゼルバイジャン」や「ウラン残土問題」など、日常のどの場面でこんな言葉を使うんだろうと首を傾げるチョイスがあります。
恐らく検定向けの仕様設定だろうけど、そんなの覚える必要ないです。そういうやつが山ほどあるんで、それを省く作業をやる必要があります。
例えば「あ」行ですと、アーチェリー、愛、ISO規格、IOC評価委員会、相変わらず、アイコン、あいさつ、ICカード、アイスランド、愛する(男)、愛する(女)、会津若松市…と続きますが、日常会話に必要なのは、愛、相変わらず、あいさつ、愛する(男)の4つで充分。実に3分の1程度なのです。
それで省いたやつを元に、僕自身が手話を演じた動画を作ります。「あ」行の「あ」から始めて「い」「う」と続けて「わをん」までやる。それにテキストなどを加えて編集しDVDに焼く。
なぜDVDに焼くかというと、ウォーキングマシンで使えないかと思って。そう、歩きながら手話練習をやってれば、いくら馬鹿でも覚えられるんじゃなかろうか、という姑息な作戦です。
前にタブレットを使って似たようなことをやってみたけど、どうしてもクリックしなくちゃならないところがあって、その度にマシンから降りてた。効率が悪いことこの上ない。
DVDならば、ひとっ繋がりに最後まで流れていくから、手を止める必要がない。
さて、思惑通りに行きますかどうか。