日曜朝の血糖値は以下です。珍しく良好。85mg/dl

先日、コロナのブースター接種をしてもらったんですけど、翌日の副作用がハンパなかったです。

大体、僕は治療とか怪我に打たれ強くて、めったなことで根を上げたりしない人間ですが、今回は酷かったな。接種当日は接種箇所の筋肉痛で治まってたんですが、翌日は朝から倦怠感があって、どうも熱っぽいんですよ。

その時は、ん?風邪かな、と思ったんですけと、鼻水も出ないし喉も痛くない、咳も出ない。その日は休日だったんで、ずっと寝てたんですけど、昼頃に起き出したら、倦怠感も体熱感もずっと酷くなっている。

熱を測ったら37.1℃ありました。僕は平熱が低くて35.8℃くらいだから、37.1℃はちょっと驚く。

それからずっと布団の中で過ごしてたんですけど、一夜明けたら寛解してました。

ゴリラのような体躯とゴキブリのような生命力を持ち合わせた「自称タフ」なキャラで、1回目と2回目は全く平気だったんです。これがこんな事言ってるんですから、接種当日体調の悪い人は延期された方が良いと思います。

でも接種はした方が良いんですよ。接種はしてくださいね。

さてと、前置きが長くなってしまったけれど、表題通り昨日ろうの理髪店に行ってきました。

ネットで調べて行ったんだけど、確か男の店主だったはず。僕が出掛けた時間がちょうど12時近くで、恐らく店主は昼食を摂ってたんだろうと思う。女の人が対応してくれた。

僕は喋れるには喋れるんだけど、一切声を出さずに「僕ココ、初めてなんですけど」と切り出し、「中途失聴なんです」「手話は少し」と簡単な自己紹介をして、着席。

どうやら彼女はろうの店員のようです。

免許証の写真を見せて、「こんな感じで、全体的に短くして欲しいんです」「襟足は刈り上げないで」とシンプルに手話で説明。すぐ了解してくれました。

カット、シャンプー、髭剃りがセットメニューになってて、僕はカットとシャンプーのコースを選択。

それからは何の印象も残ってなくて(多分、あまりにもスムーズに進捗したからだろう)、これで良いか、ってOKサインで訊ねられて、これで良い、ってOKサインを返して終了。

料金は電卓を見せてくれて、1700円。もう10年ぐらい理髪店に通っていないので、それが適正料金かどうか分からないけれど、とにかく自分で刈るより、やはり他人にやってもらったほうが良い。

明らかに良い。何だか、真っ当な生き方のような気がする。

ウチは菊池市で、店は熊本市内中心部なので、ちょっと距離があるのが難なのだけれど、通い続けてみようと思います。

それでせっかく新調した自己整髪用のバリカンなんですけど、どうやら早くもお別れが訪れたようです。

長らくお世話になってた理髪店のご主人が、ガンで亡くなってしまい、仕方なく自己整髪という手段で乗り切ってきました(セルフカットの真実Ⅰをお読みください)が、コロナで本腰を入れて手話マスターに励んだおかげで、ろうの理髪店を訪ねていくまでになりました。

コミュニケーション手段の確保や獲得とは、こんなに大切なものなのかと痛感しているところです。

確か東京の、とあるスタバがろう者を主体とした運営を行ってると聞いたことがあります。手話で対応しているらしいんですよね。僕はカウンターでの応対が嫌で、マックもモスもケンタもおおよその外食店には行かないけれど、ろう者のスタバは行ってみたいですね。熊本にも出店して欲しいものです。