６月25日日曜日の空腹時血糖値は79mg/dlでした。
何で低いのかな？少しフラフラしないでもない。
以前から、成り行きを心配しておりました、フォトウェディング。何とかコンプリートいたしました。
19日月曜日、午前10時から執り行われました。熊本市の某老舗写真館での撮影です。
妻とは入籍が2000年だったけど、それ以前に1～2年位同棲していたので、かれこれ23年は一緒にいたことになります。
周囲はもちろん、当人たちですら「どうせすぐ別れるだろう」と思っていたんですが、もう23年も一緒なんだね。
子供が欲しかったのに出来なかったけど、お互いを責めることはなかった。妻は僕に70回くらい「別れましょう」って言ってきたけど、結局別れなかったし、今回のフォト婚だって提案したのは妻だし、とにかくおかしな夫婦ですよ。
えぇ～っと、妻が読んでたらマズイので、話を先に進めますね。
写真館は、熊本市下通の中心部にある、昔ながらの雰囲気のあるお店です。最近のイベント系のお店ではなくて、入口にレトロな撮影機材や写真のサンプルと並べているタイプのスタジオですね。
スタイリストを含め、撮影スタッフは女性ばかりでした。
覚悟はしていたといえ、妻はメイクやドレスの着用など、いろいろと時間が掛かります。それでもチラチラと横目で伺うと、彼女は楽しそうにポーズをとったり、スタイリストと談笑したりしていました。妻だけで40分掛かったかな。
私は頭をチックで固めて、スーツを着るだけという手軽さ。10分掛かったかな？首と胸だけを覆うダミーのシャツを使ったので、わざわざ買っていった４Ｌのシャツが無駄になりました。
でもまぁ、俺は脇役だから仕方ないか…。
いざ撮影場所に到着すると、早速妻の撮影が始まっており、僕は椅子で待ってるように指示されました。
妻の方は撮影に相当時間が掛かっている様子。とにかくひっきりなしにストロボがパシャパシャと光ります。
撮影スタッフは見習いの若い女性、メインの撮影係、ボス的な指示係の女性、三人がいて、とにかくマメにドレスの裾やレースを直しに行く。そのほとんどがちょこっと触れる程度なんだけど、彼女たちにしてみれば、重大な意味合いがあるんだろうね。僕は全然違いが分からなかったけど…。
僕はもう、ほとんどが待ち時間でした。
妻の撮影中、椅子に座って待ってるうちに、急に眠気がして寝てしまい、しっかりと眠ったわけですけど、覚醒してもまだ妻の撮影は続行中でした。まぁそれくらい長かった。
でも、たった二人でここへやってきて、当人たち以外、誰も喜んでくれる人はいないわけです。さぞかししんみりした雰囲気になるかなと思いきや、写真館のスタッフが温かい言葉をかけてくれて、すいぶん朗らかな撮影会になりました。
妻は始終笑顔でした。そこはかなり有難かった。
やがて僕も呼ばれ、撮影が再開しました。
僕は難聴なんで、ポーズの指示があっても、うまく対応できないんですよ。そのたびに、スタッフが駆け寄ってきて、ポーズと修正してくれました。
スーツの袖を引っ張り、顎を斜め上にクイッと持ち上げ、ズボンの裾を引っ張り、靴の角度を直し…「ああ、これなら例え聴こえてても対応出来んなぁ」というぐらい、何度も何度も細かく修正されました。
とにかく申し訳なさはあまり感じなかったですね。スタッフは僕にさえ本当に親切でした。感謝、感謝。
無事撮影を終え、最後はスタッフ総出で写真館の通りに出て、僕らを見送ってくれました。
写真の出来上がりは２か月後になるそうです。
撮影スタッフが気を利かしてくれて、二人が衣装を脱ぐ前に、僕のスマホで何枚か撮ってくれました。その中から一枚を、僕の粗末な画力を駆使し、イラストで再現して、ここに載せておきます。
少なくとも僕は今、この写真に「ささやかな幸せ」を感じています。
色々あったけど、これからも彼女とは仲良く暮らしていきたいと思います。
そんなことより、大変なことをお伝えしなければならなくなりました。
今朝、体重が111.9㎏になってました。
