夜勤明けの空腹時血糖値は111mg/dlです。

 

毎年この時期になると出費がかさみます。

レンタルサーバーやドメインの更新があるし、なぜだか年度末になると新しいことを始めたがったりして、新しいガジェットを物色しだし、何がしかのお金が消えていくことになります。

でもこういうことは僕の場合一過性で、これを書いている今は、元通り倹しい日常に戻っているのでご心配なく。

ちなみに本も買っちゃってて、アマゾンで「ろう者と難聴者のための目で学ぶ英語レッスン」、近所の紀伊國屋書店で「Pythonふりがなプログラミング」ってのを衝動買いしてしまいました。

最近Progateというプログラミング学習サイトの有料会員に再登録したんですが、あそこはいつの間にか有料プランが多彩になっちゃってて、一ヶ月プラン、半年プラン、一年プランってのを選択出来るようになってた。

俺はトンデモナイ馬鹿者で、一番長い一年プランを契約しちゃったんですよ。

正解は一ヶ月プランなんですけど、自動更新されるってことに気付かなかったもので「一ヶ月しか学べない」と勘違いしてしまった。

あ〜ぁ、クソ、損した。太字で書いとけよ「自動更新」ってさ。

それでPythonの学習を始めたんですが、案の定レッスン3あたりで行き詰まってしまって…だいたい俺、丸暗記型の人間で、あんまり頭が良くないのよ。

第一、エラー文が読めねぇ。

エラー文が読めたら、もっとこうスムーズに学習出来るのになぁ、といつも思っていたんですが、ありました、ありました。

嫁さんの買い物に付き合って、ゆめタウンの紀伊國屋書店に入ったら、PC関連書棚にありました。

Pythonふりがなプログラミング

これはこの世界では「めばえ」とか「ベビーブック」に当たるんじゃなかろうか。

恥ずかしいけど、まぁ僕の実力はこんなものです。

具体的に書くと、printという単語には「プリント」というふりがなが付くというわけじゃなくて、「表示しろ」っていうふりがなが付いてきます。

つまり意味ですね。コードの意味が分かるようになってくるという本です。

続きまして「目で学ぶ英語レッスン」ですが、これはYouTubeの広告で見かけたもの。

このテキストの著者はマーティン・デール=ヘンチというろうの英語講師で、パッと見には旺文社の英語問題集と変わりない印象でしたが、実際やってみて「ぜんぜん違うな」という感触を持ちました。

明らかに視覚での理解に重点を置いていて、特に発音に関する記述は目新しさを感じます。

発音記号は用いてなくて、例えば、Ball、Call、Fall、Tall、Wallなど、allが付いてるものは、(ブ)オール、(コ)オール、(フ)オール、(ト)オール、(ウ)オールと発音しなさい…とずいぶんヤクザなレクチャーが続いていたりする。

Mikeをミケではなくマイクと読ませる、Takeをタケではなくテイクと読ませるために、最後のeを発音しないこと、その前の母音は名前で読む…などよく分からない説明があります。

難聴者が相手ですからねぇ、アプローチ法を変える必要があるんでしょうね。

何か、サリバン先生の苦労が偲ばれるような…。

だいたい「母音は名前で読む」ってくだりに引っ掛かって、この「名前」って何だ?と思わず思考硬直してしまったんです。テキストでは、アルファベットには通常の、エー、ビー、シーとは違う、独自の呼び名が存在していて、そっちを発音してみなさいという説明でした。

明らかに通常とはアプローチが違うんですよね。

斬新といえば斬新。

実は僕は英語が苦手で、学び直しを画策している老人の一人です。

何のために学び直すのかというと、理解できるようになると、嬉しいからですよ。

何年か前まで、さっぱり分からなかったものが、今では理解できるという、当たり前の変化が、人生においては結構刺激的なんです。

恐らく手話学習で開眼したんでしょう。

それでまぁ、この二冊を使ってこれから勉強していくわけですけど、できればもっと若い頃にこういう展開があれば良かった。

買って早々もったいないけど、バラして自炊します。スマホやタブレットで読むのに慣れちゃったもんで…。

解体直後↑

でも老いても学ぶことが好きなのは、良いことだと思いませんか。

それほど大掛かりなものでなければ、周囲に害はありませんし。

こんな年の取り方ですけど、何か問題ありますかね?